航空ファンによる航空・旅行ブログ

このブログの面白みがわかる人は、きっと飛行機好きです。

楽しくヒコーキオリジナル【航空用語事典】

 

ATB(Air Turn Back)

離陸した飛行機が、何らかの理由により機長が飛行の継続は望ましくないと判断し、出発空港に戻ること。目的地変更(ダイバート)とは異なる。エアタンとも略される。

 

ATC(Air Traffic Control)

日本語では、航空管制や航空交通管制と訳される。

 

ATIS(Automatic Terminal Information Service)

ATISは、飛行場情報放送とも呼ばれていて、当該空港周辺の天候や視界、使用滑走路や着陸方式、高度計規正値(QNH)などを収録して繰り返し流している。

概ね、30分か1時間おきに更新されるが、天候がコロコロ変わる際にはもっとこまめに更新されることもある。

それぞれの情報にはA-Zまでの識別コードがあり、管制官に取得したATISの識別コードを伝えると、管制官高度計規正値を伝えたりする手間が無くなる。空港によっては、イニシャルコンタクトの際に識別コードを通報する義務を課している場合もある。

 

APU(Auxiliary Power Unit)

=補助動力装置

 

Captain

その便の最高責任者。飛行中においては多くの決定権を有する。

 

Co-pilot

=副操縦士。First Officerと同義語。

略称は「コーパイ」や「コパイ」などがあり、航空会社により異なる。

 

EDCT(Expected Departure Clearance Time)

日本語では出発制御時刻と訳される。

日本の場合は、航空交通管理センターが必要に応じて各航空機に発令する管制指示である。

詳細は下記記事参照。

airplanelove.hatenablog.jp

 

F/O(First Officer)

=副操縦士。Co-pilotと同義語。

 

GTB(Ground Turn Back)

一度出発した飛行機が、離陸前に引き返すこと。

 

IFR(Instrument Flight Rules)

=計器飛行方式

IFRの大まかな定義は2つで、1つ目は外を見ないで計器だけを用いて飛行できる状態であること。2つ目は管制官と交信できる状況であることである。

 

ILS(Instrument Landing System)

=計器着陸装置

ILSは、滑走路への進入コースの左右のずれを示すローカライザーと、適切な進入角を示すグライドスロープが主。また、滑走路からの距離をパイロットに教えるアウターマーカー、ミドルマーカー、インナーマーカーがある。

最高精度のILS電波を使用すれば、完全自動で着陸することも技術的には可能。しかし精度の高い電波は非常にデリケートで、管制上大きな制約を課されることから日本を始め諸外国でも実用されていない。

 

LCC(Low Cost Carrier)

=低コスト航空会社

ジェットスターエアアジアサウスウエスト航空などが有名。

 

RTO(Rejected Take off)・離陸中止

エンジントラブルや離陸に際して悪影響があると機長或いは管制官が判断した際、離陸決心速度(V1)に達していない場合にのみ実施される。

 

RWY(Runway)

=滑走路

当ブログでは必要に応じて滑走路をRWYと略す。尚、RWYは世界的にRunwayの略称として用いられているので、日常的に用いても何ら問題ない。

要するに覚えておいて損しない略語。

 

TCA(Terminal Control Area)

航空管制官進入管制区内を飛行するVFR機に対して助言を行う空域。

 

TO/GA(Take-off/Go-around)

コックピットの様々な計器で使われるTake-off(離陸)とGo-around(着陸復行)略語。日本のエアラインでは無いかもしれないが、海外のエアラインだと復唱の際に"TO-ga(トーガ)"と言うことも少なくない。

例えば離陸時にTO/GAスイッチを押すと、自動的にスラストレバーが動いて出力が上がる。ゴーアラウンド時も決心した際にTOGAスイッチを押すと、一気にエンジン出力が上昇に対応するまでに上がる。出力を上げる方法では、TOGAスイッチを押すのが一番迅速。

特にエアバス機で多用される。

 

VFR(Visual Flight Rules)

=有視界飛行方式

法令上は、計器飛行方式に当てはまらない飛行方式とある。

 

ウィングレット

翼の先についている返し。

翼端の風を整流し抵抗を無くす役割がある。これにより、燃費が良くなると言われている。

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運輸安全委員会

国土交通省の外局。航空、鉄道、船舶で発生した事故や重大インシデントの原因を調査し、必要に応じて再発防止策等を提言する。

航空・鉄道事故調査委員会

 

エプロン

飛行場の駐機場全般。

滑走路を帯としたときに、駐機場部がエプロンのように見えたから名付けられたとする説が有力。

 

沖どめ

ボーディングブリッジがある空港で、ボーディングブリッジを使用しない、旅客ターミナルから離れた場所に駐機すること。

旅客ターミナルへの移動はバスで行われる。100%とは言い切れないが、ターミナルと飛行機間を歩いて移動する場合は沖どめではなく、オープンスポットである可能性が極めて高い。

また、必ずしも「沖どめ」の場所が海に近い訳では無い。沖どめの際には、バス内から飛行機が超近距離で見えるため、航空ファンの9割9分は沖どめを望んでいる。

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機長

その便の最高責任者。飛行中においては多くの決定権を有する。

 

ゴーアラウンド(着陸復行)

最終進入中の航空機に何らかの危険が生じ、機長或いは管制官の判断により実施される。

 

シャークレット

エアバスA320型機が装着しているウィングレットのこと。

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スポイラー

スピードブレーキとも言われる。

翼表面に発生する風の流れを乱す(スポイルする)ことが目的。スポイラーが展開される所は、局地的な失速状態にあるため上空で展開すると若干ガタガタ揺れることがある。

水平を保ちながら展開するとスピードブレーキ、降下中に展開すると降下率を増幅させ効率よく降下させる効果がある。降下(効果)が続いたのは意図的ではあるものの、ダジャレを狙ったものではない。

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スポッター

航空機を撮影する人のこと。

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ダイバート

=目的地変更

予定していた到着飛行場に着陸できない場合に実施する。

 

トラフィックパターン(場周経路・周回経路)

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ナローボディ機

旅客機の内、キャビンの通路が1本の機種のこと。

例→B737, Airbus A320

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ハードランディング

強い接地のこと。後輪から接地する分にはある程度の衝撃に耐えられるので、接地が遅れたなどの理由がある場合は、意図的にハードランディングする場合もある。

ただ、行き過ぎると足回りの重整備が必要になり、航空事故を招く。

 

バードストライク

飛行機が低空で飛行している際に発生する。

バードストライク自体は毎日発生しているが、ほとんどがエンジン以外への接触。だが稀にエンジンに鳥が入ることがあり、その場合は最悪エンジンが停止してしまう。

滑走路上でバードストライクが発生した場合は、滑走路を一時的に閉鎖して部品や残骸が残っていないか点検を実施する。状態にもよるが、概ね10分前後で終わることが多い。

 

フラップ

=高揚力装置

離着陸や低空を飛行する際に展開される。翼の表面積を大きくし、低速でも揚力を安定させることが目的。稀に洗ってあげたいほどヨゴレのついているものもある。

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プッシュバック

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実は飛行機はバック(後退)ができないんです。

なぜかと言うと、飛行機は自動車と異なり推進力を車輪ではなくジェットエンジンで賄っているからです。車輪に後退するための装置を取り付ける事も無理ではありませんが、僅か十数メートルのために装置を取り付ける意味がありません。

なので、飛行機はトーイングカー(画像、機体の前に止まっている小さなトラックみたいなの)で押してバックします。

押して(プッシュして)、後退する(バックする)ため航空業界ではこのことをプッシュバックと言います。

 

ボーディングブリッジ

=搭乗橋

 

ワイドボディ機

旅客機の内、キャビンの通路が2本の機種のこと。当ブログが独自で行った調査では、約7割の人が大型機(ワイドボディ機)を好むことが分かった。

例→B787, Airbus A350XWB 

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※内容は順次更新します。

初版投稿 2020年 4月28日

ニ版投稿  同   7月11日(1語追加)

三版投稿  同   8月16日(1語追加)

四版投稿  同   8月29日(1語追加)