皆さんこんにちは。
楽しくヒコーキです。
今回はわずか1泊、時間にして約13時間滞在した韓国から名古屋に帰る際に搭乗したアシアナ航空122便の搭乗記を書いていきます。
↓往路の搭乗記
↓旅行記のまとめは(※かなりカオスです)
それではよろしくお願いします。
夜明け前のソウル仁川国際空港
帰りの機材もエアバスA321-200になります。
停止位置を示すガイダンスにはA300やB747SPといった懐かし機種の表示がされています。アシアナ航空はボーイングが主力のANAやJALと異なり、小・中・大型機すべての部門においてエアバス機が主力です。
メインの通りには多くの免税店や飲食店が軒を連ねていましたが、搭乗口のあるちょっと奥に入ったところにもショップがありました。
とにかく「広い」「広い」「広い」
成田とか羽田とはレベルが違いますよ。これじゃあアジアのハブを取られてもしょうがないかなと、思ってしまうほどのレベルでした。
関空から仁川までの アシアナ航空113便の搭乗記でも書きましたが、搭乗率はホント日韓関係どこ行った?と思ってしまうほどの成績です。
朝一で名古屋で1月2日ってこともあってか、往路より若干空いていましたが、それでもかなりの搭乗客数です。
だんだん明るくなってきました。
天候は曇で若干モヤが発生しているように思いました。これがPM2.5によるものなのか真偽は明らかではありませんが、大陸から近い韓国ではPM2.5による影響があるというニュースを見たことがあるので、気になる人は情報に留意したほうがいいと思います。
どうでもいいんですが、このトーイングカーって大型機も動かせるハイパワーのやつな気がします。
金正恩のお庭拝見とはならず。誠に無念なり。
滑走路15Rからの離陸です。逆の滑走路33側から離陸すれば上昇してから旋回する時に北朝鮮が見えるはずなんですが、直前にランウェイチェンジとなってしまいました。
親愛なる金正恩同志のお庭を見るのはまた今度になります。(次いつ韓国に行くか分からないけど)
離陸後すぐに雲の中に入ってしまい何も見えませんでした。雲をぬけた後も、眼下には雲が広がっていたため、地上を見ることはできませんでした。
アシアナさん、機内食でお腹いっぱいです。
往路の機内食よりも品数が多いです。ちなみに仁川出発時刻は08:10で、中部到着時刻は10:05ですよ。朝ごはんとおやつの間に、この機内食を出すアシアナ航空はすごいです。
機内食のためにANAやJALではなく、アシアナ航空を選ぶ人もいるんじゃないでしょうか。
ちなみにエコノミーの機内食は1種類しかなく、ドリンクも水、コーラ、オレンジジュースから選ぶことになります。省くところは省いて、盛れるところは盛るアシアナ航空の精神は素晴らしいと思います。
アルコール類を飲まない(飲めない)僕からしたら、お酒はあっても無くても同じなので、ドリンクの経費を機内食に回している点は好感です。
ちなみに、アシアナ航空でも長距離便ではアルコールのサービスを行っています。
機内食を食べ終えて片付ける頃には、日本海を渡り終えようとしていて、すでに日本の陸地が見えてきました。
三重県あたりでしょうか。日本海から中部に向けて降下する際は、他の空域との干渉を防ぐためなのか、一旦10000ft前後まで降下してしばらくの間、その高度を維持しつつ進入開始点にあわせて徐々に降下していきます。
眼下にはくっきりとした棚田が望めます。
知多半島が見えてくると着陸は目前です。
パイロットと風の葛藤を勝手に実況
滑走路36に着陸。風に負けたのかもしれませんが、接地するのがすごく遅れた気がします。
パイロットは、滑走路に引かれている一番太い白の線辺り(通称トウフ)で接地することを目標に進入しますが、その線を過ぎたことが機内から確認できた後も接地せず、もしかして気づかないような超ソフトランディングでいつの間にか接地したのかと思い、翼を見てもスポイラーが展開されていなかったので、やっぱり降りてないよなと思いました。
そんな事を考えてても接地せず滑空していたので、今ごろパイロットは頭から着かないよう必死にパワーを絞っているのかなと思っていたらば、ようやく接地。
RWY36では最後の高速離脱誘導路であるA-8から滑走路を離脱します。A-8のすぐ隣にはA-8Nがあり、このA-8Nは滑走路18で離陸する国内線などがインターセクションディパーチャーを実施する際に使用します。
A8は末端からの距離は2.4km以上なので、2.5kmの滑走路だったらばゴーアラウンド(着陸のやり直し)をしたレベルだったかもしれません。それぐらい滑空が長かったです。
シンガポール、タイ、ユナイテッドが並ぶ隣に進入します。中部国際空港も中国や東南アジアを中心に路線が拡大しているのでこんな並びも見れるんですね。
しかもシンガポールはB787-10で、タイはエアバスA350-900の最新機材を導入している点からも相当期待されているんでしょう。
日本に帰国したので、一連の旅程はもう終わり……
かと思いきや!!(笑)
一旦家に帰るものの、1週間後にまた出直します。次の発地は羽田空港です。
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