皆さんこんにちは。
楽しくヒコーキです。
今回は(おそらく)僕のブログ史上初となる乗車レポートを書いていきます。路線は宮崎空港と宮崎市内を結ぶ宮崎空港線です。
それではよろしくお願いします。
宮崎空港線って営業キロ1.4kmしかないの?!
やってきました宮崎空港!
かれこれ10年近くは来てなかったので、全てが新鮮に感じました。成田空港からのMM553便は定刻に到着し、その後は展望デッキを散策したりして一通り空港施設を見て回った後、空港から市内へ向かうため宮崎空港駅に向かいます。
切符を購入して改札口を抜けるとJR九州の看板特急車両787系が姿を見せます。宮崎空港駅は1面2線の島式ホームです。
改札口は無人駅にあるようなタイプでICカードをタッチする端末が設置されているのみで、事務所には駅員が居たものの、切符の確認はされませんでした。
これから乗車する6526M列車は途中、田吉、南宮崎の順に停車し終点の宮崎駅まで乗務員は運転士1名のワンマン運転を行っています。車両は787系BO103、大分車両センターの所属で電報略号は分オイです。
ドア横のペイントには787 LIMITED EXPRESSと書いてあります。えぇ、大嘘です。笑
もし日本語が分からない外国人がこの画像だけ見たら、「この列車はLocal trainなのかLimited expressかどっちなんだぁぁ!まさかLimited expressが日本のスタンダードなのか?!?!」と発狂すると思います。
ただ僕自身は大のJR九州ファンでして、水戸岡デザインや本州では味わえない車窓、車内サービスなどなど、JR九州の魅力は語りきれません。
この787系も水戸岡鋭治さんがデザインした車両であり、1992年のデビュー翌年(1993年)には彼のブルーリボン賞とグッドデザイン賞を受賞、また1994年にはブルネル賞を受賞するなど、デザイン性で高い評価を得ています。
デッキとキャビンの仕切り扉には誇らしく787と書かれています。
このシールの下には号車札をはめ込めそうな枠組みが見えますが、この下に何があるのかは分かりません。
787系の座席を眺める
座席は正真正銘の特急列車です。
客室の中央仕切るように設けられた荷物スペース、そして絶妙な角度から当てられる間接照明、飛行機のような扉付きの頭上荷物入れは、水戸岡デザインを代表するものであり、僕のマニア心をくすぐります。
宮崎空港に到着する飛行機が無かった時間帯だったので、終点の宮崎駅まで乗車した2号車に他の乗客はいませんでした。
6526M列車は定刻に宮崎空港駅を出発し、次の停車駅田吉駅へと走行します。
高架を降りると進行方向右側には宮崎空港が見え、ランウェイエンドもすぐそこに見えます。進入角を知らせるPAPIも真っ赤でしたがよく見れます。
滑走路を過ぎると列車は間もなく田吉駅に到着します。
宮崎空港線は全国のJRで一番短い1.4km(営業キロ)となっており、駅は宮崎空港駅と田吉駅しかありません。田吉駅からは日南線に入ります。
また宮崎空港線はキロ数に伴う運賃の他に、120円の加算運賃が徴収されます。どこかのJR運賃計算をする国家資格の問題で引掛け的に出てきそうな類です。
南宮崎駅にてキハ40を捉える
田吉駅を出発した6526M列車は宮崎駅の1つ手前、南宮崎駅に到着しました。
南宮崎駅からは日豊本線に入ります。南宮崎から宮崎までの区間は単線になっていて列車の行き違いができないため、ここで対向列車との交換を行います。
南宮崎駅では4分間停車してからの発車です。
奥の宮崎車両センターには817系らしき車両やキハ40も停車しています。関東では烏山線のACCUM移行を最後にキハ40に乗ることができなくなりました。
渡っております川は宮崎を代表する川、大淀川です。先程ピーチMM553便の機内からも進入中に見えましたね。
宮崎↔宮崎空港間は各駅で路線が変わります。宮崎空港と田吉間は宮崎空港線、田吉と南宮崎間は日南線、南宮崎と宮崎間は日豊本線であり、短い距離で3つも路線を跨ぐことになります。
日豊本線は福岡県小倉北区にある小倉駅から大分県の中津、別府、佐伯、宮崎県の延岡、宮崎、都城などを経由し、最終的には鹿児島県の鹿児島駅を結ぶ超ロング路線となっていて、福岡から熊本経由で鹿児島へ行く鹿児島本線より長い距離を走ります。
駅前は再開発を行っており、画像の左に写っている建物は今年の11月頃に開業するテナント100店舗規模の大型商業施設です。駅前のロータリーにもヤシ科の植物が植えてあり、またこちらも南国感が感じられます。
今回はここまでにしようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。