航空ファンによる航空・旅行ブログ

このブログの面白みがわかる人は、きっと飛行機好きです。

2021年における航空ファンによる航空・旅行ブログ運営方針演説

一 はじめに

新型コロナウイルス感染症

 去る2020年は新型コロナウイルス感染症、COVID-19が世界各地に蔓延しました。

 人種国籍性別を問わず危機に瀕される可能性がある未知の感染症に対し、流行初期は情報が錯綜した事が原因で発生した不条理な差別も、同時に人々を苦しめました。

 「明日の行動が、2週間後の日本を変えます。」「今はお家にいましょう。」

 2020年は、身近な意味で人との交流が少なくなりました。しかし、当時の安倍晋三内閣総理大臣新型インフルエンザ等対策特別措置法を根拠とした緊急事態宣言を初めて発出した4月7日を皮切りに、各地方自治体の長が外出自粛要請をして、未曾有の危機から日本を守ろうと国民一体になった事は、私の中で印象に残っています。

(新しい時代へ踏み出す)

 「熱があっても出社しろ。インフルエンザでも熱が下がったら出社しろ。」そんな世の中に不平不満が少なからずあったはずです。しかし、ものの1年で「熱があったら絶対に出社するな。」という世の中に変わりました。

 かぜ薬のコマーシャルも「風邪でも絶対に休めないあなたに」から、「今すぐ治したいつらい風邪に」に変わりました。

 主因は良い事ではありませんでしたが、我が国は変われたのです。「出社ありきの壁」は、完全に打ち破ることができた。

 その自信と誇りと共に、今、ここから、日本の、令和の新しい時代を、皆さん、共に切り拓いていこうではありませんか。

二 投稿内容

(ネットリテラシー

 新型コロナウイルス感染症の流行も後押しして、我が国はオンライン、ネット社会へ急速に移行しつつあります。

 一般生活に、どの程度までネットが影響力を持つかまでは予想できません。しかしながら、今日の生活でもネットで調べ事をするのは当たり前の光景になっています。このように、ネットの影響を受けている時代を生きているからには、ネットを正しく扱う能力、すなわち、ネットリテラシーが不可欠です。

 我がブログを始めとして、現在インターネット上に投稿されている多くのウェブサイトは、社会的に評価された訳でない、普通の人の手によって書かれています。

 私は、普通の人が書いた情報がネット上に溢れるからこそ、自らがネット上での情報発信側になって、文章中にある言葉の意味や、言葉の重みを理解しようと思い、ブログを開設したという経緯があります。

 2021年は、ブログを開設した理由の1つである、ネットリテラシーへの配慮をより鮮明にします。

 2020年も航空ネタが途絶えた際に、ブログを開設して経験したこと、思ったことを投稿してきました。この取り組みを引き続き行うと共に、ネットの問題点を提示して、より深いネットリテラシーをお伝えします。

(投稿記事の内容改革)

 「どこかに出かけたくても、出かけられない」。そんな世界がしばらく続くでしょう。

 航空ファンによる航空・旅行ブログは、開設当初、旅行記を主として投稿する方針でしたが、この方針を見直します。航空旅行業界の話題情報を積極的に取り上げて、新規ユーザーを開拓します。

 航空旅行業界を俯瞰する記事投稿で、皆さん、力を合わせて、はてなブログの天下を取ろうではありませんか。

(リライトの再開)

 昨年10月半ば、サーチコンソールはシステムメインテナンスのため、数週間インデックス登録の受付を停止したと発表しました。しかし、その後実際に再開したのは数週間の域を超えたクリスマス直前の12月23日でした。

 事前連絡無しに、2か月以上もの長期に渡って登録の受付停止をした事は、極めて遺憾であります。

 システムメインテナンスは精度を高める上で重要な作業であることは明白ですから、一定の理解は示しますが、次回行う際には実施期間をより正確に示す事を合わせて要望します。

 さて、我がブログではサーチコンソール復活を契機に、既存記事の内容改革、つまりは既存記事の記述を再確認して、不十分な文章を修正したり、新たな文章を書き加えるリライト作業を再開します。

 リライトは検索順位を押し上げていくために欠かせない作業です。即戦力である既存記事を磨いて輝かせる。そんなブログ運営をしていきます。

三 投稿頻度

 開設当初はコンテンツを充実されるため、毎日投稿していました。しかし、既にコンテンツが充実している2021年は、投稿頻度を減らしつつ、質の高い記事の投稿を目指します。

四 外交・安全保障

(呼称問題)

 航空ファンによる航空・旅行ブログは、多くの固有名詞呼称問題を抱えています。一般に普及している呼称が実は間違いである事が、一番の課題です。

 2020年、私は沖縄県宮古島市下地島を訪問しました。下地島には旅客空港である下地島空港があります。そして、下地島空港外周にはGoogleマップに表示されるほど有名な「17END」という、航空機鑑賞地があります。

 しかしながら、私はGoogleマップの表記に従って当該鑑賞地を「17END」とするのに対し、一抹の不安を感じていました。なぜなら、当該鑑賞地は滑走路17の最終進入上、つまりは滑走路17のエンドでは無く、そもそも滑走路17の起点にすら達していないからです。

 正確な文言を追求したところで、その文言が検索結果に表示されない検索システム上のジレンマも同時に抱えています。呼称問題については、慎重に慎重な検証を重ねた上で、両性の最適解を求め、今年中に結論を出します。

はてなブログ

 今年で、はてなブログを利用し始めてから2年を迎えます。この場を借りて、ブログ運営へのご理解、ご協力に感謝申し上げます。ありがとうございます。

 我がブログは登録元である、はてなブログと良好な関係を保っています。2020年3月には、はてなブログアルクが共同で実施した、特別お題「私と英語」という、執筆者が人生で体験した英語との関わりを紹介するコンテストにて、私が航空無線の魅力を紹介した記事が450記事中の最優秀賞に選ばれました。

 今後も難題に挑戦する事を恐れず、また、親友である、はてなブログとの良好な関係を維持していきます。

(グループからの離脱検討)

 はてなブログ内の公式・非公式グループからの離脱を検討しています。

 現在、我がブログは非公式グループの初心者グループに全記事を載せています。これはルール違反では無いものの、今年でブログ歴2年を迎える者として適切な対応だとは言えません。

 先ずは初心者グループからの離脱を可及的速やかに行う考えです。

五 基本的活動方針

 昨年掲げた基本的活動方針は「航空・旅行分野の広報」です。

 2021年も「航空・旅行分野の広報」を基本的活動方針に継続して掲げます。

 単に解説記事を投稿するだけで広報しているとは言えません。検索流入が多い記事を活用して、検索流入の新規ユーザーを航空・旅行の魅力を広報する記事への戦略的誘導を実施します。

六 おわりに

 「その夢の実現は、今を生きる私たちの行動にかかっています。」

 この記事を記すにあたって参考にしている、第二百一回国会における内閣総理大臣施政方針演説の最終章はこの言葉で始まります。過去に例を見ない感染症により未曾有の危機に瀕された2020年を、どこか予想していたかのような文言になっていて驚いた次第です。

 新型コロナウイルス感染症が日本で猛威を振るい始めてから、早1年が経過しようとしています。昨年、我がブログはアクセス数が低迷していても「コロナ禍だから仕方が無い」と、積極的に成長する事を諦めていました。

 しかし、コロナ禍が1年続いている中、そのような言葉を、もはや言い続けられる状況ではありません。コロナ禍に対応した運営方針をこの度策定し、新たな気持ちで、我がブログを羽ばたかせます。

 はてなブログの中心で輝くブログを創り出す。その大きな夢に向かって、ここまで駆け抜けてきました。夢を夢のままで終わらせてはならない。新しい時代に対応した航空ファンによる航空・旅行ブログを創るため、今日、ここから、皆さん、共に、スタートを切ろうではありませんか。

 御清聴ありがとうございました。