航空ファンによる航空・旅行ブログ

このブログの面白みがわかる人は、きっと飛行機好きです。

Do you accept?

皆さんこんにちは。

楽しくヒコーキです。

今回は管制官パイロットに判断を委ねるときに使う、

Do you accept ~?

というフレーズについて紹介します。

 

それではよろしくお願いします。

 

最終決定権はパイロット

管制官パイロットに指示や許可を出してもパイロットは安全に関する理由などでその管制官からの指示や許可を拒否することが出来ます。

パイロットは、管制官の指示や許可が無いと何もできませんが、管制官からの指示や許可を拒否することができる。

 

んー、誰が空で一番の権限を持っているんでしょうか…

 

話を戻して飛行機についてはパイロットが一番よく知っています。なので出来るか出来ないかギリギリの指示や許可を出す時に管制官パイロットにその指示や許可を受ける事ができるかの判断を委ねます。

 

次は具体例です。

すぐに離陸出来る?

着陸機があと1機離陸出来るか出来ないかの位置にいるときに聞きます。

パイロットによっては滑走路上で離陸前のチェックリストを丁寧にやりたいパイロットもいますし、パイロットが訓練中の場合は焦って離陸するのは良くないのでこのような場合は管制官にすぐには離陸できません。と伝えます。

交信例

管制官

Hatenaair 100, do you accept no delay departure?

Next arrival traffic approaching 7miles final.

パイロット

受ける場合:Accept.

受けない場合:Negative.

のように交信します。

受けない場合のNegative(ネガティブ)は日本では(?)気分が落ち込んでいる時など気持ちで使いますが、航空管制では否定する意味を持ちます。英語で言うとNOと同じ意味ですね。

 

ちなみに僕の飛行機を見ている具合だと、次の着陸機が7マイルだと本当にギリギリです。もし、離陸するならばパイロットもそれなりにテキパキと行動するでしょうね。

他にもある

Do you accept?のプレースは主に離陸機に対してです。

ですが、稀に他の場面にも使用されます。

例えば着陸滑走路を効率のために変更出来るか、パイロットに判断を委ねるときに使ったり、さっき書いた7マイルに次の着陸機がいてそれでも離陸機は離陸できると言った時に着陸機に対して減速する事は出来るかと判断を委ねる時もあります。

まとめ

正直に言うと英語は苦手なので英文を書く類の分野は避けたかったのですが、航空管制はよく知っているつもりなので、書くことにしました。

スペルの間違いがあったり助詞や接続詞が抜けていたりしたらばごめんなさい。

今回はここまでにしようと思います。

 

 

airplanelove.hatenablog.jp

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。