【写真を見る会】名簿は後日シュレッダーにかけます。
総理大臣主催の「桜を見る会」、野党主催の「シュレッダーを見る会」に引き続き、楽しくヒコーキ主催の「写真を見る会」を開催します。
「桜を見る会」と「シュレッダーを見る会」は、自分たちのパフォーマンスのために多くのカネと資源を無駄にしていますが、「写真を見る会」は無駄になりかけていた昔の写真を有効活用するために開かれる会です。
それではよろしくお願いします。
一時は日本路線の運用から外れた機体ですが、その後度々来日しているみたいです。
その昔、このエアバスA340型機はシンガポール航空やエミレーツ航空など世界に名を馳せる航空会社が導入したものの、時代はエンジンが4つある数的な安心感よりもエンジンが2つ(双発)で片方が停止しても安全に飛行できることが十分保証される時代になり、後にボーイングが開発した双発機のB777が大ヒットし、長距離仕様の主流はエアバスA340からB777へと変わりました。
このエアバスA340型機が全盛期の頃に製造された機体は徐々に寿命が迫っており、日本の空から完全に姿を消す日は目前かもしれません。現在はスイス航空が日本線で運航しています。
写真の中央奥にあるひときわ目を引く機体はANAのB787-8型鯖塗装(特別塗装機)です。
このB787はANAが、飛行機製造会社(ボーイング)が新しい機体(B787)を開発する際に、航空会社が新開発機の大量発注を約束する代わりに新開発機に航空会社(ANA)の意向を反映できて、新しくできた飛行機をいち早く導入できる制度である、「ローンチカスタマー」になったものです。
ANAが導入したB787の中でも初めの1号機(JA801A)と2号機(JA802A)は、「鯖塗装」と呼ばれる特別塗装機になります。今はこの鯖塗装の機体は普通の塗装に戻されて、日本とアジア各国を結んでいます。
この写真カオス過ぎませんか?
ANAの制服を着たグランドハンドリングスタッフと、JALの制服を着たグランドハンドリングスタッフと、エバー航空のジャンバーを着たスタッフが同じ飛行機を見送っています。
エバー航空はエアバスの機体を使っているので、当時エアバスを運航していないJALの技術は必要としていないはずです。どういった状況なんでしょうか…
B747-400はベストセラー機であり-100や-200, -300はクラシックジャンボと呼ばれたのに対して、この-400型機はハイテクジャンボと呼ばれています。現在、B747-400の旅客型は世界的に数を減らしており写真のデルタ航空のB747-400も引退しています。旅客型としての役目を終えたB747-400の一部は、改造をして貨物型となり今も世界中を飛び回っています。
このB747-400ハイテクジャンボは、定員を多くしたことから航空運賃の低下に寄与し海外旅行を身近にした機体と言うことができるでしょう。
最近まで使用されていた日本国政府専用機もB747-400でした。
おわり
最後まで読んでいただきありがとうございました。