はい皆さんこんにちは！
今回は鉄道を元にした地理知識ばかり参考にしていたらば、新潟県の4つある地方のうち上越地方、中越地方、下越地方の位置関係を勘違いしていたという話を書いていきます。
それではよろしくお願いします。
上越新幹線、上越線
上越新幹線は埼玉県の大宮駅から新潟県の新潟駅までを結んでいる新幹線です。（営業列車は十中八九で東京発着。ただ、書類上は大宮が上越新幹線の起点らしい）
沿線には湯沢町の越後湯沢駅や長岡市の長岡駅、新潟県の県庁所在地で政令指定都市でもある新潟市の新潟駅を通っています。
また在来線の上越線も高崎駅から宮内駅（長岡市）まで走っています。
日本の鉄道は沿線の地名を取り入れることがあり、例えば長野新幹線（現北陸新幹線）や北海道新幹線、山形新幹線や秋田新幹線などなど新幹線も沿線や終着地の地名を路線名に取り入れています。
普通に考えたら、上越新幹線の終点である新潟市が上越地方だとおもいますよね！（異論は認めん笑）
でも調べてみると、上越新幹線や上越線の「上越」と、上越地方や上越市の「上越」の意味は違ったみたいです。
上越新幹線や上越線の上越
上越新幹線や上越線の上越は、群馬県を表す上野国と新潟県を表す越後国の頭文字をとった上越らしいです。
紛らわしいんだよ！笑
普通、新潟まで行っている新幹線の名前が上越新幹線だったら、上越の意味は上越地方のことだと思いますよね！さらに上越新幹線の終点の新潟駅は上越地方にあると思いますよね！
確かに、沿線の地名を2つとって付けた路線は仙石線や仙山線などありますが、上野国と越後国を混ぜたら上越地方の場所を勘違いしてしまう人が多く出てしまうと思います。
(鉄道だけじゃなくて天気予報とかも見ていたらと分かったかも…。)
上越地方や上越市の場所
………おい（
上越新幹線の終点がある新潟市は下越地方で、上越線の終点がある長岡市は中越地方。
上越地方や上越市は、上越新幹線と全く関係の無い、むしろ北陸新幹線の駅があるような妙高市や糸魚川市を含む同じ県南部に位置します。
上越新幹線の沿線とは全く関係の無い場所に上越地方があり、一方の上越新幹線の終点新潟駅は下越地方にあります。これ本当に上越新幹線の由来を知らないと新潟市を上越地方と勘違いしてしまうと思います。
なぜこうなっているのかー
今の時代は、北の方から上中下（言い方が悪いと思いますがご了承ください）が当たり前だと思います。
上越地方や上越市の上越
上越地方や上越市の上越は、昔の本州部分の新潟県を意味する越後国を当時の上方（都）である現在の京都市に近い南部から、上越後、中越後、下越後に分類したことが由来しています。
つまり上野国と越後国の頭文字をとった「上越」と、上越後(かみえちご)が由来の「上越」は全く異なるものだとわかります。
そのため、上越地方の上越市と妙高市に跨がる地域には、北陸新幹線の上越妙高駅があり、糸魚川市には北陸新幹線の糸魚川駅があります。北陸新幹線に上越妙高という駅がある、私のような情弱にはとんでもなくわかりにくい現状となっています。
僕が勝手に感じたことですが、この現状は上越地方の人がかわいそうだと思います。
直江津や高田なら以前の僕でも分かりますが、上越市の存在自体は知りませんでした。(新潟市を上越地方だと思っていましたし…)
最後まで読んでいただきありがとうございました。
