航空ファンによる航空・旅行ブログ

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【NH780便新千歳=伊丹B787-8搭乗記】無線上で年末のあいさつが飛び交う伊丹空港

皆さんこんにちは。

楽しくヒコーキです。

今回は年末年始特典航空券の旅行記第二弾(たぶん)にあたる、札幌新千歳空港から大阪伊丹空港までのNH780便の搭乗記になります。

旅行記を初めから読みたい方はこちら↓

airplanelove.hatenablog.jp

旅行記のまとめはこちら↓(※かなりカオスです)

airplanelove.hatenablog.jp

それではよろしくお願いします。

おー!テレビで見たことある光景だ!

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今回、北海道の新千歳空港に行ったのですが、同年には北海道の根室中標津空港と、オホーツク紋別空港にもタッチで往復修行しました。なので修行を終えてようやく本丸(ラスボス)である新千歳空港に挑むチャレンジャーの気持ちで新千歳空港に行きました。(と、言うのは冗談です。)

airplanelove.hatenablog.jp

新千歳空港は以前行った記憶がないほど久しぶりでした。大雪のときにニュースで見るチェックインカウンターが実際に見られて楽しかったです。

新千歳空港で飛行機の写真を大量に撮ったので、その記事も後で投稿しますね。

airplanelove.hatenablog.jp

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前回のNH1223便が新千歳に到着してから6時間強ほどたった17:50にNH780便は出発します。仙台空港でもそうだったのですが、冬季の保安検査はかなり時間がかかります

よく雪の降る地域にお住まいの方はスノーブーツを常に履いているように思います(便利ですからね)。

しかし、飛行機の保安検査ではくるぶしが隠れる履物を履いている場合は、用意されているスリッパに履き替えて保安検査を受ける必要があります。

さらに、帰省の時期の大荷物と昨年発生したある事故の影響で保安検査が強化されており、保安検査にかなり時間を要します。このことは覚えておいた方がよさそうです。

ロールスロイス トレント1000を拝む

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※慣れない夜間撮影の為、ここから画像の質が下がります。ご了承下さい。

今回搭乗する機体は、アメリボーイング社製のボーイング787-8型の飛行機で、機体番号(レジ番)はJA809Aとなります。ANAの場合、787の機体番号はJA801Aから始まったので、この機体は比較的早い時期に納入されたことが分かります。

あとから調べたところ、JA809Aは2012年の6月から運航を開始したらしいです。

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座席は機体前方のエンジン真横でした。ロールスロイスB787エンジンは文句を言うと尽きないので省きますが、最近とんでもない迷惑をかけたエンジンとなります。

機内にはアジア系外国人がいっぱいいて、何だか異国の国内線に乗っている気分になりました。

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出発待機中、となりでは東京から来たB777-200のスター・ウォーズ特別塗装機がスポットインします。昼間にもこの機体を見た記憶があるので、千歳東京を往復しているみたいです。

スター・ウォーズに詳しくない僕でも、ANAの機体に描かれているC-3POR2-D2ならば分かります。(主人公とか全然分かりませんが…)

見事なローリングテイクオフ

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新千歳空港は滑走路01Lから離陸しました。平行する01Rに着陸する機体のランディングライトが近くに見えてるのに滑走路内に進入したので、「もしや…」と思っていたところ、予想通り見事なローリングテイクオフをしました。

ローリングテイクオフとは、離陸時に滑走路上で停止せずにエンジンの出力を上げて離陸する方式です。安全性の向上や、先行機との間隔確保のため、通常はローリングテイクオフによる離陸はしませんが、管制官から遅滞なく又は直ちに離陸するように指示された場合は、実施する確率が高くなります。

ただし、先行離陸機が居ないことが好ましいので混雑している時間帯だと実施されないかもしれません。当たり前ですが僕はパイロットじゃないので、実際の判断基準は分かりません。

パイロットによって「早く飛べるなら、(ローディングテイクオフ)した方がいい」という人もいれば、「たった数分しか変わらないのにわざわざやる必要は無い」と言う人もいると思います。インターセクションディパーチャー(滑走路をショートカットして離陸する方式)に対する考え方もさまざまですからね。

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巡航高度は確か38000ftくらいだったと思います。日本海秋田県沖や能登半島上空を飛行しましたが、窓からの景色は真っ黒だったので特に写真はありません。

飛行中ずっと機内誌を読みながら「これの書評とかしたらば面白そうだな」と思っていました。

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管制官「ハッピーニューイヤー!」

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機内Wi-Fiを使って機内から伊丹空港のLive ATC(ライブの航空無線を聴けるアプリ)を聴いていたらば、伊丹空港管制官が先行機に「本年もありがとうございました。また来年もよろしくお願い致します。ハッピーニューイヤー!」と言っていました。

もちろんそのような言葉は管制方式基準にありませんが、「おっ、あと少しで今年も終わりだ」といった気持ちになれますよね。

伊丹空港の場合、ANAJALグループなど国内航空会社がすべてのため、日頃から無線を聞いていてもパイロットと管制官で日本人同士の一体感を感じます。

航空無線はピリピリした環境だと想像する方もいらっしゃると思いますが、実際はこのように季節のあいさつを無線上でしています。ちなみに、元日の早朝は「明けましておめでとうございます」と交信していました。

期待を裏切りませんね笑

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着陸後、平行滑走路の32Rに着陸する機体が着陸するのを待ってから滑走路を横断してから、スポットに向かうため、しばらく滑走路と滑走路の間で待機しました。

見にくいですが、写真上で2つあるライトの内、左側の光が着陸を待っている機体です。

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駐機場に近づくとまたロールスロイスのエンジンがよく見えます。

伊丹空港は、原則午後9時以降の離着陸が地元自治体との約束によって禁止されています。なので、午後9時前は各地に散らばった航空機が伊丹に戻ってくる時間なので、空域は非常に混雑します。

約束で決められた午後9時に間に合わなかった便は、近くの関西空港等に目的地を変更します。この日も関西空港に目的地を変更した便があったみたいです。

ちなみに、午後9時に間に合わなかった飛行機の事を航空ファン(伊丹空港ファン?)の間で「門限に間に合わなかった」と言います。

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こちらはランダムに福袋が流れてくるベルトコンベアー…じゃなくてバゲージクレームですね。(笑)

3番のレーンは成田から来たANA2179便です。この便は国内線ですが、太平洋路線などの長距離国際線で使われている機材で運航します(いわゆる77W)。乗客も国際線からの乗り継ぎ客が多いと思います。

この写真を撮影した時刻は午後8時ちょうどだったので、年越しまではあと4時間ほど、伊丹空港の運用終了までは1時間ほどです。

この時間でも空港には多くの人がいました。

次の行き先へは、カルロスゴーンが不法出国した次の日あたりの関西国際空港から出発します。当時はまだ関空から離日したことが分かってなかったんですよ。PJのラウンジとか行きたかったなぁ〜(笑)

行き先はこちら↓↓↓

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答えはこちら↓↓

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