航空ファンによる航空・旅行ブログ

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コロナ禍で飛行機に搭乗することは危険なのか。

皆さんこんにちは。

楽しくヒコーキです。

今回はコロナ禍で飛行機に搭乗するという行為自体が、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染してしまう、あるいは感染してしまうのではないかという不安を感じることになるのか書いていきます。

それではよろしくお願いします。

 

乗客の民度によって、リスクは大きく異なると思う。

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これはどんな時期のどんなフライトでも言えますが、民度の良いフライト、例えば落ち着いた世代(具体的には言いません)が多く搭乗していたりすると、機内はおおらかな雰囲気に包まれ、終始静かなフライトになるでしょう。

一方、民度の低いフライト、例えば酔っ払った乗客が公共の秩序を考慮しないほどの大声で話したりしていたりすれば、自ずと周りの話し声も大きくなり動物園のような環境になります。

良識のある乗客が大半なフライトに搭乗することができれば、感染への恐怖はほぼ無いと思います。僕の場合は往路復路ともに機内環境に恵まれたため、機内で感染してしまうのではないかという恐怖は全く感じませんでした。

ただどんな民度の乗客が搭乗するかなんて誰も予想することができず、一種の神頼み的なものになってしまいます。

そこで、今回は比較的民度が高いであろう乗客が搭乗しそうな便を考えてみます。

 

LCC民度が低いとは限らない。さらに上級クラスなら民度が高いとは限らない。

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今回、往復LCCに搭乗して思ったんですけどLCC民度、思ったほど低くない。むしろ高いよ!

固定概念として安かろう悪かろうがあると思うんですけど、今回搭乗したLCC2社の乗客のほとんどは離陸から着陸まで寝ていたので、機内は驚くほど静かでした。

「飛沫が─」とか「マスクを─」とか一回も思いませんでしたし、流石は皆さん遠出をするからには対策と注意点をしっかり抑えてるなという印象を持ったくらいです。

もちろん、これも時間と路線で異なるので一概には言えませんがLCC民度は高かったです!※個人の感想

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また上級クラスなら民度が高いというのは違うと思います。

別にコロナ禍の上級クラスに搭乗した訳ではありませんが、上級クラスにワガママな乗客が一定数居ることは縄文時代の航空界から有名な話であって、上級クラス=安全という感覚は捨てたほうがいいです。

 

深夜便と極端な早朝便はおすすめ

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僕みたいな機窓を楽しむ人には選び難い選択肢かもしれませんが、18時以降発の深夜便や朝6時とかに出発する早朝便は、飛沫による感染のリスクを減らすという観点からはおすすめできます。

なぜかと言うと、深夜便は大抵の人が寝るんですよ。おまけに巡航中は機内の明かりも減光されるので、日没後だと機内はほぼ真っ暗になります。

そんな環境でベチャベチャ喋るモンスター客は滅多に居ない(はず)なので、リスクを感じる場面も減るはずです。

また極端な早朝便、例えば午前6時頃発の便はそもそも乗客が居ないんです。

誰が朝4時起きで空港に行って飛行機に乗るんだという話になりますよね。これは究極のオフピークでして、もし時間的に搭乗できるのであればおすすめです。

 

根本的には曜日のオフピークを行う

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土曜日東京9時発の那覇行きや平日朝方や夕方の東京=大阪、福岡便が混雑するのは容易に想像できますよね。

ただ曜日を1日ずらしたりすると回避できるピークもあると思います。金曜日と土曜日のどちらが家族連れが多いかと言ったら、もちろん土曜日ですよね。

飛行機はダイナミックプライシング(価格変動型運賃)を採用しているので、需要のある時間や曜日は航空券の値段が上がりますし、需要の少ない時間や曜日は航空券の値段が下がります。

近頃は価格を統一している場合も無きにしもあらずですが、航空券の値段を参考に需要を見極める手は使えると思います。

 

もし近くの席に感染者がいたら……

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もし搭乗した飛行機の周りに座っていた人が後にコロナ陽性だったらどうしよう、と心配になる人もいると思いますが、まず大前提としてあなたが飛行機に搭乗したとして、機内で感染する確率は限りなくゼロに近いです。

ノーマスクで山手線一周した人の中でも感染しない人が居るのに、マスクの着用やそもそも他人と話さないなどの適切な感染予防対策を講じている人が感染するなんて理不尽なことがありますか。

まあ不毛な事なのでこの件はこれ以上深く書きませんが、気を取り直して、もし機内で近くの座席に座っていた人が新型コロナウイルスに罹患していたことが検査で判明し、その患者が保健所の行動歴調査で「××航空の〇〇便、△△A席に搭乗してました」と話せば、マスク着用の有無を問わず連絡が来るはずです。

また最近公表された例だと、感染者の近く(前後左右)に座っていた乗客を特定し検査をしたと言うこともありました。航空会社は乗客の個人情報を適切な形で管理・使用しているので、鉄道やバスとは勝手が違います。

 

結論 飛行機に乗ること自体が低リスクだとは思わないほうがいい

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周囲の乗客が静かにしていたり、あるいは周囲に乗客がいなかった場合の飛行機に搭乗することによる感染リスクは極限まで低いはずです。

ただし、いずれの条件も乗客が判断することは困難ですし、望めば叶うものでもありません。

なので飛行機に乗ること自体は低リスクだと、ここで豪語することはできません。

ここで言えることだと、機内の感染リスクが日常よりも高いとは全く感じなかった。現地滞在数時間で帰ってくる分には、誰かに迷惑をかける確率は近くのレストランに行くのと変わらないと思うよ。

これくらいです。

だからこそ、この記事の情報を基に自らが感染リスクの低いフライトを選ぶことが重要なのだと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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