皆さんこんにちは。
楽しくヒコーキです。
今回はシリーズでお伝えしているLCCを使いこなそうの第3作です。
まだ第1作を見ていないと言う方はこちら。
今回は、日本のLCCが運行開始し始めた頃に起こった惨事について紹介します。
安かろう悪かろう
LCCは従来の日本にない驚きの料金で飛行機に乗れると話題になりました。(たぶん)
ここまでは、夢のような会社のイメージでした。
しかし、運行開始したらばLCCのイメージが失墜しました。
その理由としては、大幅な遅延や大量欠航などなどによって今までにない理由ありの航空会社になってしまいました。
まさに安かろう悪かろうの典型になってしまいました。
信頼失墜の原因
公共交通機関に求められる大前提は定時運行なんです。
いくら、日程に余裕のある旅だとしても3時間も4時間も遅延して、挙げ句の果に機材のやりくりができずに欠航になったらばほとんどの人が二度と利用したくない航空会社になるでしょう。
出張で使うビジネスマンは絶対に使いたがらないでしょう。
次はではなぜLCCは遅れやすいのかを書いていきます。
LCCはなぜ遅れやすい
ここまではLCCがどんな会社かを説明してきました。
ではなぜ遅れやすいかを書いていきます。
一言で言うと体力がないからです。
LCCは安い値段でお客を乗せているのでできるだけ、地上滞在時間を減らして1つの機材で1つでも多くのフライトを飛ばそうとします。そうすると次のフライトまでの例えば掃除や点検が完了する時間ギリギリで次のフライトの出発時刻がきてしまいます。
もし出発時刻になっても掃除や点検が完了していなければ、次のフライトを遅延させてでもしっかり完了するまで、飛行機を飛ばすことはできません。
そうすると1つの機材で1日6フライトをこなすとして1つのフライトで10分ずつ遅れると最終便は1時間遅延することになります。
1時間も遅延をしてしまったらばもう大変です。
例えば成田空港を22:00に出発する飛行機だとしたらば1時間も遅れると出発予定時刻は23:00。
成田空港は離発着に夜間時間制限があります。
そしてこの23時という時間では完全に時間制限をオーバーしてそうしたらばこのフライトは欠航になります。
これがLCCは体力がないの真理です。
まとめ
LCCは掃除や点検が完了するかしないかの時間で次のフライトの出発時刻になってしまうようなダイアになっていて10分の遅れが1時間の遅れになってしまうようなことが状態化していた。
以上がまとめです。
現在この内容は完璧ではないものの、解消されてきています。
これからもLCCについて思う事が浮かんできたらばこのシリーズも更新していこうと思います。