航空ファンによる航空・旅行ブログ

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韓国便が減って困っている地方の皆様へ。韓国便の発着枠を他国のLCCが奪う方法。

皆さんこんにちは。

楽しくヒコーキです。

今回は、韓国便が減便や運休をしてそれにより韓国人観光客が減少し地域の観光に影響を受けている地方の皆様に、僕からある提案をさせていただきます。

 

それではよろしくお願いします。

 

概要

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九州など西日本は、東日本と比べて韓国と地理的に近い位置関係にあり、さまざまな自然や歴史がある観光スポットや、温泉、食べ物があり韓国からの観光客が多かったのではないでしょうか。

そんな中、日韓関係の悪化により利用客減少し路線運休や減便が多発しました。

このことにより、多かった(大半をしめていた)韓国人観光客が減少というか激減したと聞いています。

大半をしめていた韓国人観光客がいなくなってしまうと観光業が冷え込んで生活がままならないような状況になってしまう方もある程度いらっしゃると思います。

このような方へ僕からいくつか提案があります。

それは、

  • 韓国の航空会社を追い出して他国(台湾、香港、ベトナム、タイ等)の航空会社を誘致する。
  • 韓国の航空会社(LCC)が潰れるまで待つ
  • 韓国との関係が改善されて、路線再開するまで待つ

 

この内の1つを実行(あるいは実現)しないと、現在の状況が回復する見込みは無いと思います。

それでは、上のひとつひとつを説明してきます。

 

追い出して他国の会社を呼び込む

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追い出し方

はじめに、航空機が定期便を飛ばす際には国土交通省に申請して、空港ごとにある発着枠を航空会社が確保しなければなりません。

この発着枠は、夏ダイアと冬ダイアに分かれます。

混雑空港の場合、1回その空港の発着枠を取得した会社は、続けて発着枠を確保する際に優先権があり継続して就航しやすくなります。

韓国の航空会社は、現在運休や減便となっている空港の発着枠を既に確保しています。

しかし、この発着枠を優先的に確保する優先権は、前期のダイアで就航率が80%を超えていなければ、優先権は言わば剥奪されます。

現段階では、この80%の就航率を韓国の航空会社は超えているのですがもし、80%を下回ったらば優先権は剥奪されます。(U/Lルール)

現在、韓国のLCCが往復1000円などセールを行っていますがこれは、就航率を80%以上にするために仕方なく飛ばしている便が対象となっています。

そして、地方空港の場合はこれから紹介することをして発着枠を他国の航空会社に移すことができます。

 

その紹介することとは、ズバリ

韓国以外の海外航空会社に補助金を出して誘致する。

ことです。

 

呼び込み方

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航空会社というのは、単純です。

補助金を出せばとりあえず就航してくれます。

特に、LCCを積極的に誘致することを僕は(地方自治体に対して)強くオススメします。

海外LCCの中で日本路線進出に積極的な航空会社は、台湾のタイガーエア、香港の香港エクスプレスベトナムベトジェットエア、タイのタイエアアジアです。

エアアジアに関しては、大型機材をメインに運用しているのでいきなり誘致は厳しいかもしれません。

なので、台湾のタイガーエア辺りを誘致してみるのはいかがでしょうか。

台湾なら近場ですし、台湾の人からも日本の地方に行ってみたいという方もいるでしょうし、日本人も台湾が好きだったりよく行くと言う人も、事実いっぱいいます。なので、需要はあるでしょう。

そして、自治体がLCC誘致のためにすることはいくつかあります。

それは一言で言うと、補助金ですが細かく言うと

  • 発着料を一定期間免除(あるいは自治体が負担)
  • 航空会社によるセールや宣伝の費用を自治体が負担
  • 搭乗率保証制度の導入

です。

1つ目に挙げた、発着料の免除はどの空港でも結構行われています。

これを、韓国の航空会社を排除する目的でやると韓国からいろいろ言われるかもしれませんが、それは韓国の航空会社が80%以上の就航率を維持できなかったのが問題なので、無視で大丈夫です。

 

2つ目の航空会社によるセールや宣伝費用を自治体が負担することは、当たり前と言うか、これぐらい自治体が負担しないと海外のLCCは来ないでしょう。

就航してくれれば、観光業が賑わうことはほぼ確実なのでこれぐらいの出費は少なくともした方がいいです。

 

3つ目の搭乗率保証制度の導入についてですが、そもそも搭乗率保証制度って何?って方が多いと思うのでこれから説明します。

搭乗率保証制度とは、能登空港~羽田空港の便を対象に、実施されている制度で搭乗率が低ければ、自治体から航空会社に保証金を、搭乗率が高ければ航空会社から自治体に協力金を支払うという制度です。

この制度を応用して、航空会社も自治体もWin-Winになるのもいいと思います。

もし、この3つの完璧な案を海外のLCCに提示すれば、ほぼ100%とりあえず就航してくれます。

とりあえずというのは、その飛行機に乗客が乗ってくるかはわからないので、このようにしました。しかし、日台路線で全便ガラ空きになる可能性は極めて低いとおもいます。

 

韓国のLCCが潰れるまで待つ

 韓国のLCCは日韓路線に重しを置いて、多くの投資してきました。詳しくは、韓国の全LCCを比較と渡航自粛による影響をご覧下さい。

しかし、今その日韓路線は運休や減便とボロボロな状況なので、はっきり言うと今韓国のLCCに未来はありません。

 

現在、韓国のLCCの収支は赤字です。

韓国の航空8社の営業利益は、最大手の大韓航空が1015億ウォン(1円=11ウォン)の赤字になった。

 このほか、アシアナ航空(営業赤字額1241億ウォン)、LCC(格安航空会社)の済州(チェジュ)エア(同274億ウォン)、ジンエア(同266億ウォン)、Tウェイ(同265億ウォン)、エア釜山(同219億ウォン)など相次いで赤字になった。

韓国航空会社全8社赤字、ウォン安・輸出減で(JBpress) - Yahoo!ニュース

 

このまま日韓関係の改善がなければ、この赤字化を後押しし、韓国のLCCの経営は悪化の一途を辿ることになり、そのうち倒産することになるのではないでしょうか。

 

この件について詳しくは↓↓

 

そして、韓国のLCCが倒産したらば発着枠は開放させるので、そうしたら先程書いたように海外のLCCを誘致すれば、問題なく観光業が賑わうのではないかと思います。

 

日韓関係が改善されるまで待つ

 

一番簡単そうで難しいことですよね。

少なくともムン政権が続く限り無理ではないでしょうか。

改善される可能性は低いのでこの件はここまでにします。

 

まとめ

まとめとしては、1つ目の韓国のLCCを追放して他国のLCCを誘致するのが一番現実的だと思います。

もし、韓国のLCCの就航率が80%を切ることがあるならば、その時は他国のLCCをどんどん誘致しましょう。

あの韓国のLCCでも気付いたあなたの県の魅力です。

台湾や香港の人がその魅力に気付かないはずがありません。

 

日韓関係は仲良くなったほうがいい。

航空便は無くさないで。

といった意見も確かに間違っていないと思います。

しかし、いつまでも義理で韓国便の発着枠を残しておく訳にはいきません。日本人の生活がかかっている訳ですから。

一日も早い日本国民である皆さんの観光客で賑わっている日常生活に戻ることを祈っています。

今回はここまでにしようと思います。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。