皆さんこんにちは。
楽しくヒコーキです。
今回は、新型コロナウイルス流行により旅客数が減少して欠航になったり、各国が新型コロナウイルス対策で設けた入国規制によりやむを得ず欠航・休航している便が多くある、成田国際空港の現状を徹底レポートします。
アジア便とヨーロッパ便の合間を探っての潜入
今回僕は3月20日の午前10時45分頃からの約10分間(到着ロビー滞在も含む)と、午前11時45分頃からの10分間(出発ロビーのみ)、成田国際空港第1ターミナル内に滞在しました。僕が到着ロビーに滞在した時間帯は、通関して到着口から入国する人が日中で最も少ない時間だと思っています。
この時間より少し早いと、朝一で到着するヨーロッパ便や東南アジア便の利用客が入国して、到着口付近がごった返していて、この時間より少し遅いとイタリアから到着した人が入国するタイミング、午後はアジア・アメリカ便のラッシュなので、最も人が少ない抜け目を狙えたと思います。
実際に到着口から出てくる人を僕は1度も見ていません。
僕も、変なウイルスに感染したくないですし、だれかに感染させたくもありません。
なので、この日中で最も到着口から出てくる人が少ないであろう時間帯を見計らって、空港内を回ってきました。
成田空港の現状~到着ロビー~
本来ならば北ウィングと南ウィング間を行き来する人で賑わっている場所ですが、人が全くいません。入国者が全くいないであろうタイミングを見計らって行動したこともあるかと思いますが、ここまで空いている成田空港を見たことがありません。
Wi-Fiや保険、レンタカー等のカウンターが並ぶこの場所ですがそもそも入国する全体数が従来に比べて圧倒的に少ないので、オープンしていないカウンターがほとんどでした。
この時既に成田空港のいつもとは違う雰囲気を感じていました。
テレビ東京の某有名番組が取材をよくしている1タミの到着口ですが、いつでも居る中国人を始め、外国人が全くいませんでした。
行ったことがある方ならば分かると思いますが、午後3時くらいのラッシュの時だと到着口の周りが人で溢れかえって、まともに歩けなくなるんですよ。そんなこの場所がこんなに閑散としているとは思いませんでした。
成田空港の現状~出発ロビー~
出発便も過半数が欠航となること時間帯。
ANAのカウンター付近は乗客と言うよりスタッフが大勢いて、写真を撮る気が引けたので一番端のカウンターを撮りました。この区画は全てのカウンターが閉鎖されており、ターミナルの端ということもあって、カウンター付近に人は全くいませんでした。
僕の記憶が正しければ、ここら辺はエアプサンとかの韓国キャリアが使っていたと思うので、現在軒並み欠航となっている韓国便のチェックイン業務が無く、ここまで閑散としているという訳です。
こいつらコロナウイルスを知らないんか?!
ってほどある1社のチェックインカウンターにのみ行列ができていました。
その1社は中国国際航空のチェックインカウンターです。この日は曜日限定で運航されている、中国国際航空の上海プードン空港と北京首都空港に行く便の両方が成田に来ました。
この列に並んでいたある団体の荷物にタグがついていて、目に入ったのでチラッと見てみたらば、「NH2152 NRT」と書いてあり「(まさかコイツらが北海道にコロナウイルスを…)」ってちょっと思ってしまいました。
のんきにボードを持っている中国人もいて、日本は金持ちの国外退避先に使われてしまったなと感じた瞬間でした。
駐機場には各航空会社の機体が待機中
駐機場に止まっている機体の数としては、いつもより少し多い程度でした。いつもこの場所にはある程度駐機しているので、特段多く駐機しているようには感じませんでした。
画面手前の左側に駐機しているANAのエアバスA320neoは、機材を小型化し曜日限定で運航している中国便の余りです。他にも、ギリギリの機数でやり繰りしていて駐機場に姿を見せることが滅多にないスプリングジャパンの機体や、Peach、ジェットスタージャパンの機体も翼を休めています。
ちなみに、この画像を撮影した所の近くにはイスがたくさん並んでいたんですが、そのイスには外国人が多く座っていました。(というか、寝っ転がっていました)
今回レポートしたのは第1ターミナルのみでしたが、印象として空港はいつもよりはるかに空いてはいますが、それでも人がいる所(イスとか、カウンター)にはある程度の人がいました。
専門家でない僕がとやかく言う立場にありませんが、あえて言わせてもらうと感染者がどこに居るか分からない今日、僕が行った時の成田空港より危ない所はいっぱいあると思います。
僕は今回の空港見学をしたことで、外国から様々な人が来るので一番危ないと思える空港は、実際そこまでウイルスの危機は感じられなかったこと。また、危ないと思える空港よりも危ない環境が身の回りに多いので、常日頃から気をつけようと思いました。
このことを1人でも多くの人に伝わればと思います。
ではこんな感じで終わりにします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。