航空ファンによる航空・旅行ブログ

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【オホーツク紋別空港 流氷タッチ】1日1往復しかない空港施設を見て回る。

皆さんこんにちは。

楽しくヒコーキです。

今回は北海道オホーツク紋別空港にたった40分(実質15分)滞在したときの写真を紹介しようと思います。

airplanelove.hatenablog.jp

それではよろしくお願いします。 

 

保安検査場の締め切り時間が20分前に

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以前の保安検査場締め切り時刻は、15分前だったのですが定時制担保のためANAの場合、まず羽田空港の締め切り時刻を出発時間の20分前に変更し、その後全ての空港でも締め切り時刻を15分前から20分前に変更になりました。

これは、オホーツク紋別空港のような保安検査場から徒歩20歩ぐらいの所に搭乗口があるような空港でも適用されます。

もし20分前までに通過できなかった場合は、オホーツク海の絶景しか無い、市街地まではそれなりに離れているオホーツク紋別空港に最短でも、もう1日滞在することになる可能性があります。

今回の場合、飛行機から降りたのが定刻から5分たった頃で、折り返しの便の保安検査場の締め切り時刻は20分前なので空港に滞在できる時間は実質15分です。

空港滞在が15分でまた折り返すってかなりヤバいですよね。

あっはっはー(←狂ったオタク)

 

えっ?管制塔がない空港ってあるの

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大抵の空港では、管制官はいない場合はあっても管制塔はあると思います。

しかし、オホーツク紋別空港は「別格」です。平たい空港のターミナルと、クラッシュホンに備えて待機している消防車がいる建物、航空局の建物しか無くて、他の建物から飛び出してあるはずの管制塔が無いんです。

トラフィックの少ない地方空港の場合は、航空管制官が常駐していない空港が結構あります。このような空港の場合、航空管制運航情報官(通称「情報官」)が空港に勤務している「レディオ空港」や、情報官も空港に勤務していないで遠くから情報を送信している「リモート空港」があります。

以前リモート空港の根室中標津空港に行ったんですが、中標津空港には管制塔はありました。

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中標津空港の管制塔。

しかし、このオホーツク紋別空港はもともと多くの需要を見込んでいなかったためか管制塔すらありません。

ちなみに、オホーツク紋別空港の管轄は新千歳FSC(フライトサービスセンターと言い、このセンターに情報官が集まっています。)になります。なので紋別から遠く離れた千歳から、紋別空港の情報をパイロットに送っています。

 

オホーツク海がすぐそこに見える!

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空港の外からはもうオホーツク海が見えます。

雪の多く降る地域によくある道路の端をしめす矢印がありますね。(なんて言うのか知りませんが)

このオホーツク紋別空港のある紋別市や近郊の地域は、全国的に珍しい空港や路線維持に積極的な自治体で地元民が飛行機に搭乗する際には航空券の補助金を出し、飛行機を利用し宿泊してくれた観光客にも補助金を出しています。

航空会社としても、自治体に補助金を出してもらって飛行機に乗ってもらえるほどいい話はないですよね。

 

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路線バスが1台、タクシーが1台、観光バスが2台。

圧倒的に観光客が多く搭乗していたってことですね。今の時期流氷は見られませんが、流氷が見られる時期になると流氷砕氷船とかって名前の船が出るので観光客は今よりも増えるんでしょう。

確かオホーツク紋別空港から町に行くバスは無料で乗車できたはずです。便数は多くないと思うので、乗り遅れに注意して下さいね。

 

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地図には、「紋別市街 7km」「網走 100km」「稚内230km」と書かれています。

230km先の地名が書かれた地図はなかなかありませんよね。稚内に行く際は稚内空港を、網走に行く際は女満別空港を利用することをおすすめします。逆に、流氷を見たりアザラシを見たりするには絶好の位置にある空港と言えるでしょう。

実際にNH375便の機内はほぼ満席だったので、周辺の観光客需要をうまく拾っているんだなと思いました。北海道新幹線北斗市付近まで開通したものの、東京=北海道間ではいまだ飛行機が優勢です。

これからも航空便には頑張ってほしいと思います。

 

動物がたくさんいる紋別空港

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このアザラシはゴマちゃんと呼ばれているそうです。ゴマフアザラシってことなんでしょうか。

このアザラシは、カクカク動くんですよ。

アト、上からはANAB787と思われる飛行機の風船やエアバスA321と思われる飛行機の風船が吊るされています。が、こんなに接近して飛行していたらば問題になります。

セパレーションが全く取れていない。重大インシデントに認定されます。

あーあ、奥の2機はあんなに近くでクロスしたらば後方乱気流で機体が吹っ飛んじゃうよ。何考えてるんだ!

と、言ってはいけません。(笑)

 

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熊はデカイのに、隣の鹿はかわいいサイズです。

動物の名前は分からないので、この動物たちがなんと言う種類の動物なのかよくわかりません。ヒグマ、エゾシカとかかな?

 

紋別空港の基本設備をご紹介

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この時点で保安検査場締め切り時刻がかなり迫っていたと思うんですが、まだチェックインカウンターに並んでいる人も多くいます。

チェックインカウンターの造りとしては、他の空港と違う点を見つけることができませんでした(違う点があるはずないんですが)。カウンターの上に広告があるのは地方空港あるある?

紋別空港に就航しているのは、ANAの東京便1往復のみ。なのでカウンターもANAのものしかありません。

2019年で紋別空港は開港20周年らしいです。

 

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文句なしの逆光なんですが、カフェや売店もあります。ここは今度時間に余裕のある時に寄ることにしましょう。まだ展望デッキに行ってないのであまりのんびりすることはできません。

 

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展望デッキとは一言も書いてありません。

送迎デッキはなんとなく分かるんですが、見学デッキってどういう意図・意味なんでしょうか。これから見学デッキからの写真をお見せしますので、皆さんにおかれましては写真からなにか一つでも、「紋別」を発見をしていただければと思います。

 

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何もない風景の中に1機の飛行機が駐機している姿はとても印象的です。

大抵はターミナルに向かって垂直に駐機するんですが、オホーツク紋別空港は東京便1往復しか路線が無いので、ターミナルと平行に駐機します。

続いてオホーツク紋別空港から東京羽田空港までのNH376便の搭乗記をお楽しみください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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