皆さんこんにちは。
楽しくヒコーキです。
今回は、飛行機が間近で見えると有名な成田空港 十余三東雲の丘(とよみしののめのおか)を紹介したいと思います。
それではよろしくお願いします。
十余三東雲の丘はなぜオススメか
なぜこの写真のような人工的に盛られた丘を僕がオススメするのか分からない人もいるでしょう。
ただ、次の写真を見れば「ここに行きたい!」と思うはずです。
その写真はこちら↓
うぉっほほーーー!(笑)
この東雲の丘では、成田空港B滑走路(ランウェイ34R)に着陸した飛行機が間近に見えるんです。
羽田空港や関西空港は海を開発して人工島をつくり、その上に空港を造った海上空港なので飛行機を近くで見るスポットはほとんどありません。
ただ、成田空港は内陸に造られた空港なので、防音壁の役目を果たしつつ、飛行機を間近で見れるスポットがたくさんあります。
その1つが十余三東雲の丘なんです。
パイロットに手を振り返してもらえる!?
見てください!パイロットが手を振ってますよ!
東雲の丘は先程お見せした画像のような位置関係なので、頑張って手を振ればパイロットが気づいて手を振り返してもらえることがあるんです。
成田空港なので、様々な国から飛来するので日本人以外との、会話を伴わないコミュニケーションができるので結構楽しいですよ。
ただ、ここを飛行機が通過するのは着陸直後で、しかも針路を北から南に180°転回している最中なんです。
パイロットは着陸後に実施する業務、例えばランディングライトをオフにしたり、スポイラーやフラップを元に戻すことをしていたり、進行方向の安全確認、管制との交信…と、かなり忙しいので手を振り返してもらえたらば、超ラッキーだと思っておいて下さい。
特に天気が悪かったり、風が強かったりすると着陸後は管制官からいろいろ質問されるので、もっと忙しいです。
トイレも駐車場もあって困らない!
東雲の丘には無料の駐車場63台分があります。僕が行った限りレア機が飛来しない日であれば、63台の駐車場が満車になっている状態は見たことがありません。(五輪聖火輸送機が来たときは満車でした。)
また、トイレもあるので心にゆとりを持って、ストレスの無い飛行機ウォッチを楽しめます。
僕が調べた限り、アクセスできるバス停はありません。
僕のオススメする東雲の丘で撮影する時間帯は「午後」そして「北風時」
東雲の丘は東に向かって撮影するので、午前中は逆光になり撮影が難しくなります。(撮影できない訳ではないです)
また、午前中は午後に比べて到着機が圧倒的に少ないので、着陸機がメインのB滑走路は飛行機が少なくで物足りないと思います。
なので、飽きずに長い時間楽しむならば午後がオススメです。
そしてもう一つのオススメは、成田空港が北風運用をしている時です。
飛行機は吹いてくる風に向かって離発着します。なので、北風が吹いているときは南(九十九里浜側)から進入し、南風が吹いているときは北(霞ヶ浦・茨城県側)から進入します。
南風が吹いているときに東雲の丘に行くと、飛行機は一瞬しか見れず、飽きっぽい人や飛行機を近くで見たい人にはオススメできません。
つまり、僕が最もオススメする東雲の丘に行くタイミングは、晴天北風時の午後です。
B4から離脱するか、B2から離脱するかで変わるテンション
東雲の丘から見える滑走路はB滑走路と言います。
なので、滑走路から離脱する誘導路にはB1やB2、B3等の番号があります。この番号は誘導路と誘導路の交差部にある交差点の名称だと思ってください。
飛行機が間近に見えて、パイロットから手を振ってもらえるかもしれない誘導路の名前は、「B2(ブラボーツー)」と言います。また、多くの飛行機が離脱する誘導路は、B2よりも手前の「B4(ブラボーフォー)」と言います。
原則、北風運用で着陸した飛行機はB4から離脱します。ただ、滑走距離が伸びて減速が間に合わずB4から離脱できない場合に限り、遠方のB2から離脱することになります。
7割8割の飛行機は、手前のB4から離脱して駐機場に向かいます。残念ながらB4から離脱する飛行機は東雲の丘から300M以上離れているので、近くには見られません。
残り2割3割の飛行機は東雲の丘から目と鼻の先に見えるので、B2から離脱した場合はかなりテンションが上がります。
エアバスA380やMD-11はB滑走路を使用しません。
確か誘導路幅の制約から、エアバスA380型機やMD-11型機はB滑走路にアクセスすることができません。
なので、フライングホヌを見たい場合はA滑走路1択です。B滑走路にこれらの航空機が降りてくることはありません。一方、B747(ジャンボジェット)はB滑走路を使えるので、ジェットが間近に見えることはあります。
以上、成田空港 十余三東雲の丘完璧攻略でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。