皆さんこんにちは。
楽しくヒコーキです。
今回は、コロナ禍により歴史的窮地に立たされている航空会社は、今後どのような改革をするべきなのか考えてみました。
それではよろしくお願いします。
対策1 機内が安全である事を証明する
これは、これからの時代に最も必要なことだと思います。
現在、日本国民を始め、多くの人類はウイルスに感染しないための自衛を強めています。ここまで強く根付いた自衛は、今後数年間は消えることが無いでしょう。
日本では「3つの密」、密集・密閉・密接を避けるよう強く求められるようになりました。
飛行機は、1つの機体に数百人規模が集まる密集、高い気密性、隣席客との長時間の密接などなど、3つの密が重なる場所と理解されることが多くあります。
ただ実際には、機内は3分で全ての空気が入れ替わるなど、国会議事堂の委員会室や新幹線の車内よりも換気が施されています。
航空会社は、このような事を強くアピールしていく事が大切です。
上空約12,000m(約42,000ft)を飛行中に、もし機内と外気を換気している装置が故障すると、乗客は僅か18秒で低酸素症に陥り、間もなくして意識を失います。*1
説明すれば理解されますが、「機内の空気は3分で入れ替わります」と言うだけでは信憑性を欠いており、飛行機が安全だとは認知されません。
一般人にインパクトを与える表現や、分かりやすい表現(機内は空気が常に吹き込まれる風船みたいなものです。みたいな)が求められます。
対策2 路線強化か縮小かを分ける
日本は国内線が非常に発達しています。特に東京↔大阪間は、飽和状態を超えているとも言えます。
わずか280マイルの距離なのに、大手2社が30分に1本400人規模の大型機を用いてフライトを飛ばすことは、かなりクレイジーです。海外の航空会社では、東京↔ニューヨークを結ぶ機材と同型同性能の機種を、東京↔大阪間で飛ばしています。
環境面を考えても、新幹線で移動可能かつ収支悪化が予想される路線は、縮小していくべきだと思います。スムーズに進まない場合は、国策として路線改革をしていくべきです。
一方の飛行機独占路線とも言える、本州等と沖縄を結ぶ路線や海外の経済特区を結ぶ路線を強化していくべきでしょう。
覇権が絡んでいることかもしれませんが、現在の日系航空会社はアジアの経済特区を結ぶ路線が、とても弱い状況にあります。特に中国や韓国などは相手国の航空会社に路線を取られています。
コロナ禍の後は、海外とのビジネス路線は需要が必ず戻ってきます。そのときに、従来のママ弱い国際線で、国内線も収支が安定しないよりは、一時的にでも利益重視の方針に転換した方がいいと思います。
(個人的にはどこにでも飛行機で行きたい…)
対策3 見える対策を強化
視覚から得られる情報は、より多くの人が理解しやすいと思います。
日本航空では、1列3席ある座席のうち中央席を予約できないようにして、座席1席分の間隔が空くようになっています。
航空会社の負担にならない範囲で、見える対策も実施することにより得られる信頼も増えるでしょう。
今回はここまでにしようと思います。 最後まで読んでいただき有難うございました。