おはようございます。JRバス東北に乗って青森駅から青森空港にやってきました。
乗客はまあまあ乗っていて、始発の青森駅から途中停車する停留所でも何人か乗ってきました。外の気温は零下ですがそれほど寒いとは感じません。
本日は日本航空JAL142便で東京国際空港・羽田に帰ります。
↓前作
使用機到着遅れ
空港に着いた時点で出発まで1時間ほどしかなかったので、そのまま保安検査場に向かってみましたが、まだ空いていませんでした。
欠航へのフラグかと思いきや、保安検査機器の点検をしているらしいです。立て看板を見た時は何かトラブルでもあったのかと、一瞬ひやっとしました。
ちょっと離れた間に保安検査場は解放され、すでに通過している人がいました。スマホに表示したQRコードを読み込ませて保安検査を受けます。
通過した後の売店もちょうど営業を始めたところ。間も無くして神戸からのFDAが着陸しました。
定刻9時45分発、JAL142便は搭乗口2番から出発します。
座ってMETARでも見るかと思ったその時、2番ゲートにいるグランドスタッフが到着便の遅れをアナウンスし、そのあと折り返し羽田行きJAL142便の遅延をアナウンスしました。
アナウンスによると遅延理由は使用機到着遅れ、使用機が遅れた理由はそもそも羽田空港の出発が遅れたからとのこと。今のところ遅延は10分で、新しい出発時刻は9時55分。
当ブログでは何度も申し上げていますが、飛行機は+15分まで定刻扱いです。今のところ大きく遅れることはなさそうなので安心しました。
9時58分ごろに搭乗が始まりました。
羽田まで搭乗するボーイング737-800(JA331J)です。奥に止まっているのは今日の一番機として到着したFDA、ローズピンクのJA15FJでしょうか。
FDAはJALとコードシェアを行なっていて、乗りたい航空会社の一つなのですが、どうも時間と路線が合わず乗ることができていません。
機体ごとに色が違うユニークな航空会社なので全色制覇して見たいですね笑
機内はクラスJと普通席の設備。
普通席は一部を除いて3+3の横6列。いつの間にかヘッドカバーが赤と白の水玉模様から黒に変わっていました。本革座席の黒とお揃いでより清潔感が出ていると思います。
METARでは弱いにわか雪(-SHSN)が観測されているとの情報です。搭乗前には遠くから見てわかるくらい降っていましたが、次第に止みました。
デアイシング・アンチアイシング(除氷・防氷)のオーダーも出なかったようなので、このまま通常通り出発します。
9時59分にプッシュバックを開始しました。定刻より約15分の遅れを持って羽田に出発です。
今回指定した座席は37K。後方右側の座席にしました。
奥では大阪国際空港行きJAL2152便が続けて出発しました。
あちらは昨日乗ったエンブラエルE190での運航です。ホワイトインパルスも控えています。
Cold Weather Operation
先行するトラフィックがないため止まることなく地上走行。そのままT5からRWY24に進入しました。
この調子で離陸するのかと思いきや、RWY24上で一旦停止し、エンジンが高出力で回転し始めました。停止中に高出力で回転させることはスタンディング・テイクオフでは当たり前ですが、今回は回転させる時間が25秒前後にも及びました。
おそらく "Cold Weather Operation" の一環として何らかの規定の基づき行われたのでしょう。一度出力を落としてから再度離陸出力になりました。
10時08分に青森空港を離陸。今回も離陸すると周囲を雲に囲まれました。
青森飛行場管制席を離れ、札幌コントロールとコンタクト。ほとんど揺れずに上昇し、離陸後約5分でベルト着用サインが消灯しました。
巡航高度に達したところで機長からアナウンス。
ドリンクサービスのタイミングと重なってしまったのでうっすらとしか覚えていませんが、高度11,000メートル(36,000フィート)で順調に飛行中、これから降下に際してところにより揺れを予想、11時15分から20分の間に着陸し、11時30分にはターミナルに到着する見込みであるとアナウンスされました。
機内Wi-Fiを使って羽田空港周辺の天気を探ってみると、伊豆大島の東で並の乱気流が観測されたとするPIREPを見つけました。かなり荒れているようです。
関東に入ると雲が増える
10時38分、ドリンクサービスが一通り終わったところでベルト着用サインが点灯しました。現在は福島市上空。着陸までまだ時間がありますがもう点灯しました。
そして写真は白河市付近の様子。画面右(青森方)は積雪が見られるのに対して、画面左(東京方)は積雪が見られません。
概ね栃木県と福島県の県境あたりで変わっていました。
茨城県上空に入るといよいよ降下。羽田空港の管制官と交信をはじめます。
東京入域管制席から指示された着陸経路は "GODIN 1C ARRIVAL" よって、着陸予定滑走路はRWY34ライトです。
引き続きベルトサインが点灯しています。
千葉県上空に入ると雲の中を降下していきます。
着陸の約10分前、10時57分には機内アナウンスで "Cabin crew, remain seated" と業務連絡が流れました。
そして、直後に客室乗務員が着陸態勢に入ったことをアナウンスしました。
いつもなら "Prepare for landing" ですが、今回はすでにベルト着用サインが点灯しているので別バージョンの放送でした。
チーバくんの横腹のあたりに差し掛かると身体が左右に振られる大きな揺れがありました。揺れは短かったのですが上下に揺れる浮遊感は久々に体感しました。
ILS-Z方式で進入許可が発出されると飛行場管制席に移管。
雲を抜けるとさっきまでの揺れがウソのように収まりました。厚い雲は3,000フィート弱が雲底だった気がします。海上を航行する船もはっきり見えました。
D滑走路の真上を通過してJAL142便はショートファイナル。
いままでA滑走路かB滑走路に着陸することが多かったのでこのアングルは新鮮です。
11時16分に着陸し、C10から滑走路を離脱。この時点で時刻表上の到着予定時刻を過ぎています。
遅延している場合は北からの進入でも、操縦士が駐機場に近いA滑走路の着陸を要求することもありますが、今回は混雑時間帯に進入したのでC滑走路になったのだと思います。
C10から左折してC誘導路を走行すると、図らずしてロコンジェットを見ることができました。
このまま第二ターミナル前を走行してG誘導路を右折、客室乗務員からアナウンスされた到着スポットは南ウイング5番です。
着陸後に一度フラップを格納したと思うのですが、駐機してから再びフラップを展開しました。
11時23分にブロックイン。時刻表上は13分遅れていますが15分以内の遅延なので定刻扱いになります。
さて、一泊二日の青森旅も終わりを迎えようとしています。
片道約6,000円の航空券を手にして空港に向かい、週末だけ銀世界に行くのは最高のリフレッシュであり、また、新たな視点を見つけらました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。