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日本航空(JAL)新時代!太平洋路線で使われている機材に約8000円~乗れる?羽田=中部JAL国際線機材

皆さんこんにちは。

楽しくヒコーキです。

今回は「間もなく日本航空(JAL)新時代!」と題し、東京から憧れのニューヨーク(JFK)、ロサンゼルス(LAX)などの太平洋路線や、フランスパリ(CDG)路線で使われている機材がたった7000円~乗れる裏技について書いていきます。

それではよろしくお願いします。

 

羽田発着枠拡大により、運用がガラッと変わる

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2020年3月29日より「2020年夏ダイア」が始まります。羽田空港は南風時の午後の一部時間に都心上空を進入コースとして飛行する運用が始まり、発着枠が増加します。

それにより、デルタ航空は成田空港発着の全便を羽田空港に移行し、羽田一極化を進める予定です。

ANAJAL羽田空港から海外へ新規路線を開設、成田路線を移行する方針です。その過程で、航空マニア界隈を一時騒然とさせたうわさがあります。それは、JALB777-300ERが成田から撤退すると言う噂です。

JALB777-300ERを簡単に説明すると、東京からニューヨーク(JFK)やロサンゼルス(LAX)、サンフランシスコ(SFO)、シカゴ(ORD)などの太平洋路線の他、同じく東京からパリ(CDG)やロンドン(LHR)などのヨーロッパまでの運用に就いている機材です。

ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの4クラス制であり、まさにJALの顔」と言える機種、機材であります。

この「JALの顔」が国際線の拠点である成田空港から撤退するとなると、それが意味することは、「羽田空港を国際線の拠点にするように方針転換をした。」と受け取ることができます。

 

発着枠拡大の恩恵は一般ピーポーにも?!

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B777-300ER

ANAJALは国内線向けの機材と国際線向けの機材があり、それぞれ異なることはシートピッチやシートモニターの有無、座席の名称が挙げられます。もちろん、基本的には国内線向けの機材より国際線向けの機材の設備の方が充実していて快適性も高くなっています。

それぞれの違いについてよく分かっている航空ファンに「国際線機材と国内線機材ならばどっちがいい?」と聞けば、よほどのこだわりがない限り「国際線機材の方がいい」と答えるはずです。

シートも国際線のビジネスクラス以上になるとフルフラットになれるものもあります。

 

もし、その国際線機材が国内線で乗れるって知ったらば乗りなくないですか?

もし、航空会社の顔である国際線機材に約8000円で乗れるって知ったらば乗りたくないですか?

もし、フルフラットのビジネスクラス以上の席に普通席の運賃+1000円で乗れるって知ったらば乗りたくないですか?

乗りたいでしょ〜!

実はそんな夢のような路線が、発着枠拡大により羽田=中部間にできる見込みなんです!

 

国内線で、国際線機材に乗れるって何で?

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https://www.jal.co.jp/aircraft/conf/777.html

だんだん話にハマってきた方が居るんじゃないですか?

では、国内線でNYやLAに飛ばすような機材を運航させて航空会社に何のメリットがあるかを理解しましょう。

国際線の飛行機だと最低1時間くらいのターンアラウンドタイム(新幹線で言うと、折り返し作業の時間)が必要になります。

JALのあるB777(機体A)の場合、日本時間で17:05に成田を出発する便があります。この便は約10時間後の日本時間03:00(+1日)にロサンゼルスに到着。2時間のターンアラウンドタイム後の日本時間05:00にロサンゼルスから成田に向けて出発します。そして、11時間45分後の16:45に成田空港に舞い戻ってくるダイアになっています。

成田空港で再び折り返しとなるロサンゼルス行きは前日と同じ17:05出発なので、到着時刻の16:45からターンアラウンドタイムは20分しかありません。20分だと機内清掃や整備の時間が足らないので、そのままロサンゼルスに折り返すことはできず、別の機体Bがロサンゼルスに向かいます。

そうすると、ロサンゼルスから帰ってきた16:45以降、機体Aは翌日まで空港で駐機していることになります。

「それでは機体がもったいない」と考えた航空会社は、「短距離の国内線ならば夕方に出発しても、次の日の朝には空港に戻ってこられる。夜間ずっと駐機させて置くぐらいならば、国際線機材だけれども国内線で飛ばして乗り継ぎ客を運んでもらおう。そうすれば、乗り継ぎ客も増えるはずだ」という発想で、国際線機材を一部国内線の運用に就かせているって訳です。

従来は国際線が多く就航していた成田空港発の便で見られた運用ですが、国際線が羽田空港に移ることで羽田空港でも同じ運用が行われます。

 

絶対に口外しないで下さい。ぜっっったいに、絶対にですよ。

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僕はもうこのチケットをポチったので紹介しちゃいますが、3月29日以降のJAL200便と、JAL209便がその対象で運賃は調べた限り片道7730円~です。また、JALの大変優れた制度のおかげで当日空席があればクラスJに+1000円でアップグレードできてしまいます。

JALB777-300ERが毎日国内線に投入されるのは前代未聞なので、クラスJがファーストクラスなのか、ビジネスクラスなのかは不明ですが、JALのJMB自体無い僕でもプレミアムエコノミークラスの座席を指定できたので、クラスJがビジネスクラス以上になるとは確実です。

複数日のクラスJ予約可能残席数から分析すると、ファーストクラスの座席がクラスJに割り当てられる可能性も否めません。(現時点ではクラスJを予約した人しか分かりません。)

同じく国際線のファーストクラスを国内線で運航しているANAの場合、ファーストクラスを国内線の上級席に当たるプレミアムクラスに、ビジネスクラスを普通席運賃で購入したSFC等のステータス持ちに、プレミアムエコノミークラス以下を全ての普通席乗客に開放している模様です。(たぶん)

JALも同じようなやり方をすると、ラッキーならば国際線ファーストクラスに+1000円で乗れるかもしれません。

(ちなみに検索した画像の6月6、7日は適当に設定しました。)

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最後まで読んでいただきありがとうございました。