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【クイズの解答解説】1割しか答えられない難問が明らかに!後編

この記事は後編になります。前編は以下リンクからご覧ください。

airplanelove.hatenablog.jp

また、未だクイズに1度も解答していなくて、クイズに答えたいという方は以下リンクより解答してから解答解説をご覧ください。この記事はネタバレです。

airplanelove.hatenablog.jp

 

第11問正答・解説

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11問目はボーイングの本社が所在する地域を選択する問題でした。

正直、この問題はとんでもない事実を明らかにするものでした。

選択肢は、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトルの4択でしたが、解答した人の78.7%はシアトルを選択したんです。

ただ正答は1番上のイリノイ州 シカゴですので、正しく解答した人は全体の1割しか居なかったのです。

このブログ、そしてこのクイズを解答した人は航空か旅行のいずれかが好きな方なので、ちょっとくらい専門性の高い問題でも皆さん正解してしまうのですが、そんな詳しい解答者でも1割しか知らないことが、ボーイングの本社所在地でした。

第12問正答・解説

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12問目は巡航中の機内で与圧装置が故障し、急減圧になった場合に機長が取るべき最善の行動を選択する問題でした。

選択肢は省略しますが、4択のうち、正しい選択肢に解答が集まっています。

巡航中、急減圧になった場合は酸素マスクが自動的に投下されます。また通常通りに飛行を継続することはしません。

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第13問正答・解説

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13問目は羽田空港RWY16LにILS進入する際の正しい降下角を選ぶ問題でした。

選択肢は、3.00°、3.50°、3.45°の3つです。

この問題はクイズに挑戦した方々が、どのくらい進入角について理解しているのか、また進入方式の違いまでも理解しているのかを問うたものです。

まず、ニュースで話題になった進入角度は3.50°でした。そして、後に公開されたチャートでは3.45°が実運用される降下角になりました。

しかし、これらはいずれもRNAVで進入する際の降下角であり、今回の問題で指定されたILS進入する際の降下角ではありません。

RNAV進入する場合は滑走路ごとに降下角の差がありますが、ILS進入する場合はどの滑走路でも3.00°が降下角です。よって、この問題では一番上の選択肢3.00°を選択するのが正解です。

この捻りを理解して正答した方には拍手を送ります。

第14問正答・解説

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14問目はPeachの前社長が著書で提唱したLCCの日本語表記を選ぶ問題でした。

選択肢は、低コスト航空会社、格安航空会社の2択です。

解答の分布を見る限り、どっちか分からないからとりあえず…という傾向にあるのかなと思いました。ただ僕のブログを見てくださっている方、そして「Peachのやりくり」を読んだことがある方なら分かったかもしれません。

僕の価値観を皆さんに押し付けたりしませんが、個人的には井上前社長の提唱を見る前から「格安航空会社」という表記には疑問を抱いていた(ブログ内で経費節約航空会社にしたらどうだとか提言した事もあった笑)ので、低コスト航空会社という響きは気に入っています。

僕がPeachを好きになったのも、当時社長だった井上さんと価値観が同じだったからです。

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第15問正答・解説

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15問目は何らかの理由により、国際空港の滑走路が閉鎖されることがあるか無いかという問題でした。

9割5分の方があるを選択されました。

国際空港であろうと無かろうと滑走路が閉鎖される事はあります。

第16問正答・解説

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16問目は画像に写っている機種を選択する問題でした。

問題の画像を載せることができなくて恐縮ですが、画像にはアシアナ航空エアバスA380-800が写っています。

エアバスA380-800はオール2階建てなのに対して、他の選択肢の機種は2階建てでは無い、あるいは一部が2階建てになっています。そこがエアバスA380-800と見分けるポイントです。

第17問正答・解説

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17問目は上級会員を目指す修行僧が回数修行を行うステータスの種類を選ぶ問題でした。

選択肢は、JGCプレミアとスーパーフライヤーズカード(SFC)の2択です。

JGCプレミアJALのステータスで、8万FLY ONポイント(うちJALグループ便4万FLY ONポイント)以上、または搭乗回数80回(うちJALグループ便40回)以上かつ2万5,000FLY ONポイント以上獲得したJGC会員しかなれません。

ANAのステータス、スーパーフライヤーズカードは太字で示した搭乗回数で資格取得することはできません。

以上の理由からJGCプレミアを目指す修行僧は回数修行(効率的に多くのフライトに乗ろうとすること)をします。なので、JGCプレミアを選択するのが正解です。

第18問正答・解説

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18問目は日本の航空会社でボーイング747保有する航空会社等を選ぶ問題でした。

選択肢は、日本航空ANA日本貨物航空航空自衛隊の4択でした。

日本航空ANAは世界有数のボーイング747オペレーターで、ボーイングが日本国内線向け(結果的に、日本国内線専用となった)の747-400Dを開発するほど、日本の航空史に大きく名を残した機種です。

しかしながら旅客機の大衆化に貢献したボーイング747も、後に開発された新鋭機が売上を伸ばしたこと、さらに航空路線形態の変遷により、747のような大型機よりも小型機の需要が増えました。なので、旅客機としては絶滅寸前です。

世界有数の747オペレーターだった日本航空ANAでも、787の営業運航開始と入れ替わるかのように退役し、また昨年、日本国政府専用機がボーイング777-300ERへ機種変更したので、日本国籍の旅客型747はありません。

一方、貨物型747では日本貨物航空(NCA)がボーイング747-8Fを多く保有しています。NCAのボーイング747-8Fという機種は最新鋭ボーイング787の技術も取り入れられた改良型747なので、NCAが頑張ってくれる限り、日本国籍の747を拝める機会は残ることになります。

第19問正答・解説

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19問目はCleared for take-offを正しく訳したものを選ぶ問題でした。

選択肢は、離陸指示、離陸許可、出発承認の3択です。

Clearという単語の意味から捉えて離陸許可なのは明らかですが、別の面から消去法で答えを求める事もできます。

管制官は離陸や着陸を許可する事はできますが、それを命ずることはできません。離陸や着陸の最終的な決定権は航空機側の最高責任者である機長に委ねられています。

なので、離陸指示という表現の仕方は誤っていると言えます。

また出発承認という表現も誤ったものなのです。

管制官は出発承認を伝達するのでは無く、管制承認(ATCリアランス)を伝達します。

したがって、Clearの意味が分からなくても、(無理矢理感が否めませんが)消去法にて離陸許可を導き出すことも可能です。

第20問正答・解説

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20問目はANAエアバスA380型機につけられている愛称を選ぶ問題でした。

選択肢は、マリンジャンボ、ポケモンジェット、フライングホヌです。

マニアの方はマリンジャンボとかポケモンジェットとは懐かしい名前を出すな〜と思われたかもしれません。ANAエアバスA380型機につけられている愛称はフライングホヌが正解です。

 

解答解説は以上になります。
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